シリーズで開催しております「終活セミナー」、今回は第9回目の開催の様子をレポートいたします。
いざという時、何が起こる?―人生会議してみよう!―
前半は、終活スタイルプランナーであり介護福祉士の資格を持つリビングプルーフ鈴木治美さんに「命の危機が迫ったとき、自分がどうしてほしいか」という想いを伝えるための「人生会議」についてお話をいただきました。
家族が突然倒れて、救急車が到着するまでにすべきこと、病院に到着した後でも家族が決めなければならないことがある。本人にとっては延命治療であるが、家族にとっては救命治療である場合もあります。事前に本人が延命治療の希望について決めておくことも大切かも知れません。
死ぬときに後悔しないように、自分らしく生きるためにも家族と人生会議をする事をお勧めいただきました。
※人生会議とは:“もしも”のときのために、あなたが望む医療やケアについて前もって考え家族や医療・ケアチームと繰り返し話し合い、共有する取り組みのこと(厚生労働省ホームページより)
具体的に書いてみたい場合は、エンディングノートを利用してみることもよさそうですね。
セミナー内のワーキングでも生きるための覚書を書き出してみたことで、自分らしく生きることを考えるきっかけになるセミナーとなったのではないでしょうか。
認知症は他人事?~ 認知症対策、安心の準備
後半は、司法書士事務所アルバフォース岡山司さんにより、「私または私の家族が認知症になったら?」についてお話をいただきました。
金融機関は家族による横領を防止するためにも、本人の意思確認ができない場合には預金の引出しなどに応じることはできません。認知症になった場合は意思確認ができないため預金が凍結され、本人のためであってもお金を使うことが出来ず、家族や子供が本人の治療費や施設費など支払うことになります。法定後見制度を利用すると、家庭裁判所の管理の下での財産管理のため安心でき、資産凍結は解凍されます。しかし、一度スタートすると途中でやめられない、専門職の法定後見人就任の場合は費用が発生するデメリットもあると解説いただきました。
認知症対策のための安心の準備には任意後見制度、生前贈与・相続時精算課税制度、民事信託・家族信託のつが考えられ、何が自分または家族にとって良いのか考えていくことが大切なようです。
人生100年時代 認知症対策が大切だということがわかりました。まずは、家族の将来を思い描き行動に移すためにも「家族会議」から始めてみてはいかがでしょうか。
次回は①どんな暮らしをしたい?家編 ②「負動産」にしないために のテーマで開催いたします。
住まいと暮らしのコンシェルジュの「終活サービス」とは?
「これから」を、「終活」を通して考えてみませんか?
時代とともに様変わりする家族のかたち。
自由に、自分らしく、こころ豊かな人生の後半戦を生きるには?
気軽に、楽しく、出来るところから早めに準備しましょう!
「終活」をテーマにした、バリエーション豊かなシリーズセミナーを開催します。
終活サービスについて、セミナーの一覧については下記ページをご覧ください。
セミナー開催概要
|開催日時|
2020年12月5日(土)
14:00~15:10 ① いざという時、何が起こる?~人生会議してみよう!
(セミナーNo.17/テーマ「E心の承継」)
15:20~16:30 ② 認知症は他人事?~認知症対策、安心の準備
(セミナーNo.18/テーマ「E心の承継」)
※全セミナーのご案内、テーマ分類については上記リンクの「終活」特設ページをご覧ください
|開催形式|
会場・Webライブ配信(ご予約時にご都合のよろしい方をお選びください)
|会 場|
きゅりあん(品川区立総合区民会館)6F中会議室
東京都品川区東大井5-18-1
※会場にてご参加の場合、応募者多数の場合は抽選とさせて頂き、その結果ご参加いただけない場合のみ、開催日の1週間前までにご連絡させて頂きます。
お問合せはこちら(鷺沼駅前店/TEL:0120-273-109)で承ります。
|ご予約|下記フォームまたはお電話(鷺沼駅前店/TEL:0120-273-109)・店頭にて承ります
|費 用|無料
【本セミナーのお申込みは終了いたしました】
セミナー①|いざという時、何が起こる?~ 人生会議してみよう!
あるとき、命の危険が迫った状態で、家族がその人の医療やケアについて決めることになります。
本人の意思が確認できないまま、そのあと多くの家族が「どうして欲しかったんだろう」という思いを抱えることになります。
延命措置やどんな最期を迎えたいか、その時どうなるのかを知ったうえで、希望を記しておきましょう。
・救急搬送されたとき必要な情報
・ある時急に、これだけの決断を迫られる
・本人の意思と家族の意思
・「覚悟」のもち時はいつ?
・どう死ぬかは「どう生きるか」
講師紹介
- 講師名
- Living Proof(リビングプルーフ) 代表 鈴木 治美
終活スタイルプランナー
介護福祉士
Webサイト「わたしの終活スタイル」「家族救急jp」運営
60代前半で突然倒れた母の看取りをきっかけに、
当時勤めていたブライダル業界から介護職に転職。
親の死と、高齢者介護の仕事の経験から「終活」の必要性を感じ、事業を開業。
終活セミナー・イベント、終活個人相談、エンディングノート作成サポートなどを行っている。
セミナー②|認知症は他人事?~ 認知症対策、安心の準備
長く生きる間には、いろいろな場面や段階が生じてくることが想定されます。
あとで困った!とならないために。
もしもに備えることは、「これから」の暮らしに安心と心のゆとりをもたらします。
・認知症の人はどれだけいる?
・自分が認知症になったら
・認知症になったらお金が掛かる?
・実際こんな時に困る
・そのために今から出来ること
講師紹介
- 講師名
- 司法書士事務所 アルバフォース 代表司法書士 岡山 司
神奈川県司法書士会所属
SC相続手続カウンセラー®
人生設計や人生の節目をサポートする会員制の「ひだまり倶楽部」を運営。
相続・税務・保険・不動産・FPと「暮らしの安心・安全」を提案し解決するアドバイザー。認知症対策として注目される「家族信託」をはじめ、多数の「相続・遺言」セミナー講師として活躍中。
【会場でご参加いただく場合のご注意事項】
・開場はセミナー開始15分前になります。
・ご来場の際は公共交通機関をご利用ください。なお、駐車券の発行はいたしかねます。
・新型コロナウイルス感染拡大の状況により、会場での開催を中止とさせていただく場合がございます。
・新型コロナウイルス感染防止のため、人数を制限し開催いたします。ご来場の際はマスク着用のほか、感染防止に関してのご協力をお願いいたします。
【Web配信でご参加いただく場合のご注意事項】
・パソコン・タブレット・スマートフォンのいずれかが必要になります。
・配信はZoomで行います。URLは開催日が近くなりましたらメールでご案内いたします。
・ご利用端末の画面サイズによって、セミナーで配信する資料の文字が見づらい場合がございます。
・参加する方のお顔は映りません。
・ご契約の形態により通信料がかかる場合があります。
【お客様へのお願い】
・セミナー内容の録音や録画はご遠慮ください。
・同業者様のご参加はご遠慮願います。
・配布資料(テキスト及びそれに関連する資料)は東急株式会社および講師に著作権があります。コピー・二次的配布などはご遠慮願います。
【お問合せ・お申込み後の変更・キャンセル】
下記フォームから、または下記窓口にて承ります。
【お問合せ窓口】
東急株式会社 住まいと暮らしのコンシェルジュ 鷺沼駅前店
TEL/0120-273-109(営業時間/10:00~19:00)