空き家の土地活用
空き家の土地活用にあたって
土地活用ってなに?
土地活用は土地所有者が資産の増加や保全の目的のために、賃貸住宅や商業店舗、駐車場等の手法で活用することです。
立地条件やエリア特性を十分に考慮し、投資金額は手法や規模によって大きく異なります。
初期投資が必要なの?
賃宅住宅の建築のように数千万円~数億円の投資が必要なものから、駐車場や土地賃貸のように
初期投資を抑えられるものまで多くの手法があります。
リスクがあるの?
不動産賃貸は事業ですので、収益を上げられるケースもあれば、うまくいかないケースもあります。
立地特性や収支計画をきちんと検証し、慎重に判断しましょう。
空き家の土地活用の事例
- 事例1
衣服店を相続したが経営不振から閉店に、有効活用は?
衣服店を営んでいた父が亡くなり後を継いだが、経営不振から閉店となった店舗。
子供達も商売をする予定もないため売却を検討しているが、立地がよいため手放すのはもったいない気がして、
有効活用できないかと相談されました。
建物は相当古く、老朽化が激しいためどうすべきかとお困りでした。
現地を確認すると隣地も空き家だったため、一体での土地活用の可能性もあり、隣地所有者へ確認いただくことになりました、お客様の希望として、できるだけ管理の手間をかけたくないとのご要望がありましたので、土地賃貸をメインに提携会社と活用検討を進めました。
すると事業用定期借地権による利用希望の法人がみつかったため、売却の場合の査定金額と比較検討した上で、管理の手間がかからず、かつ安定収益が得られる土地賃貸での活用を進めることになりました。
- 事例2
空き家をトランクルームに活用しました
両親が亡くなり空き家となった東京近郊の実家。
自身も持ち家があるため住む予定はないため、売却か土地活用かどちらがよいかと相談されました。
提携する不動産会社から売却査定を依頼するとともに、土地活用についても検討しました。
賃貸住宅を建てるには敷地形状が適さないため、提携するトランクルーム運営会社をご紹介。
売却査定とトランクルームの提案書を比較し、初期投資はかかるが安定した収入になるトランクルームとしての活用することになりました。
- 事例3
空き家を解体して時間貸し駐車場にしました
母が亡くなり空き家となった地方都市にある実家。
東京で仕事をしているため住む予定はないが、先祖代々の土地であり手放すことには抵抗があったため、手間をかけずに所有し続けられないかと相談されました。
場所を確認すると地方都市の繁華街近くの土地だったため、提携先の時間貸し駐車場運営会社をご紹介。
全国で時間貸し駐車場を運営しているため、すぐに提案書を作成してもらうことに。
建物の解体費とアスファルト舗装費用は負担する必要がありましたが、管理も安心してお任せでき、固定資産税等の維持費用以上の収入になるため、時間貸し駐車場として活用することになりました。