コロナ禍の影響は?東急線の中古マンション取引件数比較(2019年/2020年)後編・田園都市線編

コロナ禍の影響は?東急線の中古マンション取引件数比較(2019年/2020年)後編・田園都市線編

「ここ最近の不動産の状況はどうなっているの?」というご質問を受けて、コロナ禍における取引件数推移をご紹介するシリーズです。前回は東急線の中から東横線をご紹介いたしましたが、今回は田園都市線についてご紹介します。
なお、集計にあたっては、REINS Market Information(http://www.reins.or.jp/)等に記載の成約件数を抽出しております。

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コロナ禍の影響は?東急線の中古マンション取引件数比較(2019年/2020年)前編・東横線編

コロナ禍の影響は?東急線の中古マンション取引件数比較(201…

2020年も残すところあと1か月と少し、新型コロナウイルスの感染拡大によりいつもとは違った不安な1年になってしまいましたね。
さて、コンシェルジュにお寄せいただくご相談の中で、そんなコロナ禍の影響を受けてここ最近増えているものがあります。それは「ここ最近の不動産の状況はどうなっているの?」というご質問です。
全国的に不動産価格が暴落してしまっているのではないか、在宅勤務が多くなって都市部の人気はなくなっていくの?不動産を購入したり売却したりするタイミングはコロナ禍が収まってからの方が良いの?など、みなさま気になりませんか。

今回は、東急線の中でご利用人数の多い「東横線」と「田園都市線」の二路線に絞って、2019年と2020年それぞれ1月から9月末までの不動産取引状況をご紹介します。なお、集計にあたっては、REINS Market Information(http://www.reins.or.jp/)等に記載の成約件数を抽出しております。

まず、東横線を3つのエリアに分けて検証します。1つ目は「渋谷駅-多摩川駅」の都内エリア、2つ目は「新丸子駅-日吉駅」の目黒線も利用可能な川崎市を中心とするエリア、3つ目は「綱島駅-横浜駅」の横浜市を中心とするエリアです。

■成約件数 月別比較(2019年・2020年/青は対前年比)東横線:渋谷駅-多摩川駅

■成約件数 月別比較(2019年・2020年/青は対前年比)東横線:新丸子駅-日吉駅

■成約件数 月別比較(2019年・2020年/青は対前年比)東横線:綱島駅-横浜駅

3つのエリアを比較すると、大きくはまず3つのエリアとも緊急事態宣言下にあった4月・5月は前年を大幅に下回る取引件数であったことが分かります。傾向としては、徐々に感染拡大の傾向がみられ、外出自粛となりつつあった2月・3月あたりから落ち込み始め、特に4月は半数以下のエリアもあります。しかし、5月に入ると回復傾向にあり、直近3か月、7月以降は2019年の取引件数に並ぶか超える数の登録があります。

3つのエリアの中で特徴があるのは「新丸子駅-日吉駅」エリアです。このエリアには武蔵小杉駅が含まれており、このエリアは2019年10月の台風19号による甚大な被害が発生したため、その影響を受けています。そのため、1月から3月の間も2019年を下回る取引件数になっていることが読み取れます。ですが、直近の2020年9月は台風被害を受ける前の2019年9月に並ぶ取引件数となっていますので、徐々に取引も回復傾向にあると言えそうですね。

撮影/新建築社(2013年撮影)


東横線の取引件数傾向としては、コロナ禍の影響を受けた時期はあったものの、直近の動きとしては2019年に並びつつある、または2019年を超える取引が行われていることが数字に表れています。

実際にコンシェルジュにご相談いただく件数の傾向としても、4月・5月は実店舗だけは休業しておりましたが、その時期でもメール等ご来店以外の方法でご相談を多くお寄せいただき、5月のGW明け頃からは「在宅時間が増えて、今のうちに家のことをじっくり考えたい」という方も多くいらっしゃいました。店舗での営業を再開した6月以降は多くのお客様にご来店いただいております。
もちろん、外出を控える方も多くいらっしゃいますから、私どもコンシェルジュも店舗以外でもご相談いただけるメールやチャット、電話といった方法をご用意しております。

こちらのツールからのご相談も6月以降大変増えてきており、みなさまがより気軽に身近にご相談いただけるようなサービスを今後もご提供できればと考えております。

次回は後編として、田園都市線を取り上げます。ぜひご覧ください。

2020/11/13

田園都市線の成約件数からみる動向とは

東横線同様にまず、田園都市線を4つのエリアに分けて検証します。1つ目は「渋谷駅-二子玉川駅」の都内エリア、2つ目は「二子新地駅-鷺沼駅」の川崎市エリア、3つ目は「たまプラーザ駅-青葉台駅」の横浜市青葉区を中心とするエリア、4つ目は「田奈駅-中央林間駅」の横浜市緑区・町田市・大和市を中心とするエリアです。

■成約件数 月別比較(2019年・2020年/青は対前年比)田園都市線:渋谷駅-二子玉川駅

■成約件数 月別比較(2019年・2020年/青は対前年比)田園都市線:二子新地駅-鷺沼駅

■成約件数 月別比較(2019年・2020年/青は対前年比)田園都市線:たまプラーザ駅-青葉台駅

■成約件数 月別比較(2019年・2020年/青は対前年比)田園都市線:田奈駅-中央林間駅

4つのエリアは数値の上下はありますが、東横線に比べると比較的似た動きをしています。全体的には、2月・3月あたりからコロナ禍の影響を受け、取引件数が昨年を下回るようになっています。4月・5月は最も数値が落ち込み、「田奈駅-中央林間駅」エリアでは4月に22%という値を記録しています。ですが、緊急事態宣言の明けた6月以降は復調の傾向にあり、7月・8月は4つのエリア全てで2019年を上回る取引件数を記録しているのです。直近の不動産取引傾向としては、前年近くまたは前年を上回るような動きがあると言えます。

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【実例紹介】ワーキングスペースのご相談事例をご紹介します

【実例紹介】ワーキングスペースのご相談事例をご紹介します

以前ワーキングスペース」を作る際のポイントをまとめました。今回は実際にコンシェルジュにご相談をいただいた事例をご紹介いたします。ワーキングスペースと言ってもさまざまなスタイルがあります。あなたに合うスタイルを見つけてみませんか。(※個人情報の観点から一部内容をアレンジしております)

A様ご家族は1歳のお子さまのいるご夫婦。奥様は育休明けで週の半分は在宅勤務、ご主人も週に1~2日は在宅勤務を行っています。

在宅中はWeb会議を行うことも多く、ご夫婦のWeb会議の予定が重なると場所の確保が大変です。1LDKの賃貸住まいでは、お互いの声が聞こえないように、リビングと寝室で離れて仕事をするものの…寝室では仕事をするのに充分なスペースが確保できませんでした。そこで、中古マンション購入をきっかけに、リフォームしてワーキングスペースを作りたい!とのご相談です。

ご夫妻の考えるワーキングスペースの条件は「Web会議のできる最小限のスペースがあれば良い」こと。1人がワーキングスペースを使い、もう1人はリビングで仕事をする、という空間想定です。ご夫婦お二人とも仕事をするにはパソコンがあれば良い、書類をたくさん広げることはないとのお話で、コンパクトな約2畳のワーキングスペースをリフォームで設けることに。2畳という空間は閉塞感が生じてしまう恐れがありますが、A様ご夫婦の場合は1人が1日中その部屋で仕事をする想定ではないということで、この広さに決定しました。


悩んだのはその空間をどこに配置するかです。A様ご家族の場合、マンションの構造との兼ね合いで、ある程度配置に制約があります。もともと洋室1室だったところを分割し、2畳のワーキングスペースと、リビング続きの広いWIC(ウォークインクローゼット)に変更。3人家族で暮らす上で、とても機能的な間取りになりました。

B様は裁縫が趣味で、沢山の生地や糸、裁縫道具をお持ちです。ダイニングで作業することが多かったのですが、食事の時間やお友達が家に来るときには、ダイニングスペースに広がった道具一式をその都度片付けなければなりません。そこで、作業を中断する時も物を広げたままにできるスペースが欲しい!と建て替えを機にワーキングスペースを作ることになりました。

ワーキングスペースは、B様が普段過ごすことの多いキッチンとダイニングに隣接する配置に。庭を眺めながらミシンをかけられるように横長の窓を設け、カウンター下と窓上には布や裁縫道具がたっぷり収納できる棚板を設置しました。約2畳の空間ですが、普段は隣接するキッチンとダイニングスペースとの間のドアを開けているので、閉塞感もありません。

お友達が来た時はドアを閉めるだけで隠せますし、お孫さんが遊びに来てもハサミや針にうっかり触れてしまう心配もありません。趣味に没頭できる空間としてご満足いただいています。

在宅でデザインのお仕事をするC様は、仕事に集中できる空間が欲しいと建て替えを機にワーキングスペースを作ることに。生活動線を考えると、リビングやキッチンの近くにワーキングスペースが欲しいものの、仕事とプライベート空間をしっかり分けて、お子さまが仕事スペースに入らないような工夫も欲しいとのリクエストです。

お仕事上、大型モニターを置けるデスクや収納のスペースも必要、日中はこの部屋で過ごすことが多い想定、というお話から広さは4畳程度に設定。

4畳の中には、壁沿いに大型モニターも置ける奥行の深い造作カウンターをぐるっと設置することに。カウンター上部には横長の窓を設置。窓はワーキングスペースに適した縦横比率とすることで、適度に自然光を取り入れつつ、視線に奥行を持たせることができます。

最もこだわったのが空間の配置です。リビングに隣接していると仕事に集中できない恐れがあります。リビングからワーキングスペースへの動線は、パントリーという非居住空間を経由させることにしました。リビングからの移動にワンクッションあるものの、家事・生活動線にも配慮しています。リビングでは思いっきりお子さまと遊べて、仕事に集中する時はこのワーキングスペースに籠って作業する、というご希望のライフスタイルが叶いました。

いくつかの事例をご紹介いたしましたが、いかがでしたか?
住まいと暮らしのコンシェルジュでは、新しい日常を快適にお過ごしいただけるよう、様々なリフォームやお住み替えのご相談を承っております。家で過ごす時間が増えた方も多いと思います。コンシェルジュと一緒に快適なワーキングスペースのスタイルを考えてみませんか?

2020/06/24

注文住宅

2020/06/24

少しエリアごとの特徴をご紹介しましょう。緊急事態宣言下となった4月に全エリアとも一気に取引件数が落ち込みますが、「渋谷駅-二子玉川駅」エリアで前年比59%、「二子新地駅-鷺沼駅」エリアで61%、「たまプラーザ駅-青葉台駅」エリアで44%、「田奈駅-中央林間駅」エリアで22%と、渋谷駅から中央林間駅方面に向かうにつれて数値が低くなっていることが特徴的です。

その反面、7月には「渋谷駅-二子玉川駅」エリアが123%なのに対し、「田奈駅-中央林間駅」エリアは183%と大きな値になっています。このことから、都内エリアに近いほどコロナ禍の取引件数への影響が少ないと言えるのではないでしょうか。とはいえ、大幅な差異ではなく、比較した場合の特徴に留まるような範囲での動向です。

東横線と田園都市線を比べてみましょう

最後に今回取り上げた「東横線」と「田園都市線」それぞれ全駅の取引件数の合計での対前年比の推移に違いがあるのかをみてみましょう。

■成約件数 月別比較(2019年・2020年/青は対前年比)東横線・田園都市線

多少の違いはありますが、ほぼ同じような動きをしていることが分かりますね。このことから、この2路線でのコロナ禍の取引件数への影響は似ており、沿線による大きな違いはないと言えます。

私どもコンシェルジュへいただくご相談もコロナ禍での店舗によるご相談傾向の違いはあまりなく、東急沿線としては今回取り上げた2路線以外の路線についても似たような動向ではないかと推測しております。

また、実際に不動産購入や売却のご相談をされるお客様の傾向としては、在宅時間が増えたことや勤務体系の変化によるきっかけが多く、「家で仕事をするようになり、もう1部屋多い家に住み替えたい」といったものや、「これをきっかけに同居(独立)する」といった内容が多いのも特徴です。

そのようなコロナ禍の影響も受けて、6月以降に不動産を購入・売却を検討する方も増えている印象があります。また「数年以内には…」といった中長期のご検討が減り、すぐにでも!というスケジュール感を持たれ、具体的な要望やビジョンが明確になっている方が多いのも特徴です。

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自宅に機能的なワーキングスペースを作るポイントをご紹介します

自宅に機能的なワーキングスペースを作るポイントをご紹介します

最近は、ご自宅で仕事をする機会が増えたという方も多いのではないでしょうか。私もその1人ですが、実際に自宅で長時間または長期にわたって仕事をしてみると、作業スペースの確保やその快適性についてアレやコレやと思うことが出てきませんか?

また、仕事以外にも趣味に没頭できるコンパクトなスペースを設けたい、といったニーズも近年増えてきています。そんなご要望に合わせて、書斎よりももっとコンパクトなワーキングスペースを家の中に作ることを建築の専門的な視点から今回は考えてみたいと思います。

自宅で仕事をする場合でも、従来はリビングの一角や洋室などにパソコンを置いたり書類を広げたりして作業するオープン型ワーキングスペースのニーズが多くありました。
しかし、最近はWeb会議というコミュニケーション手段が追加されたことや、個人情報・機密情報の取り扱いが厳しくなり、閉鎖された空間が好まれるようになってきました。

とはいえ、全ての方や全ての間取りにクローズ型が適しているとは言い切れず、例えば小さなお子さまが傍にいる中で仕事をする場合には、クローズ型の空間では目が行き届きにくくなってしまい、むしろオープン型の方が適しているかもしれません。

また仕事とはいえ、1日中閉鎖された空間にいると気分的に沈んでしまったり、ストレスを感じやすくなってしまったりするという報告もあります。メリット・デメリットをしっかりと把握して、空間の使い方を検討していきましょう。

オープン型の場合は、色々なパターンが考えられますが、おすすめは「収納」と「光」について考慮しておくことです。収納についてのポイントは、仕事や作業に使う機器や書類をまとめて1か所に収納できるスペースを確保することです。プライベートで使用する物と置き場を区別することでON・OFFの切り替えがしやすくなりますよ。

次に光についてですが、まず気を付けるポイントはパソコン使用時の画面への映り込みです。映り込みについては、リビングの設計時にテレビの配置においても気を付ける必要がありますが、同様にパソコンの画面にも太陽光による映り込みがあるとストレスを感じてしまいます。逆にパソコン作業ではなく、書類に向かう作業や手元で細かい作業などをする場合は、太陽光を有効利用できる配置にしておきたいですね。

そして、照明もワーキングスペースに適した位置に配置しましょう。視野に影ができないか、充分な明るさを確保できるか確認しましょう。

また、照明には何種類か色があります。作業に適するのは白く涼しげな「昼白色」系と言われていますが、リビングなどくつろぎの空間は暖かみのある「電球色」や「温白色」が好まれる傾向にあります。同じ空間の中で違う色の照明があると少しバランスが悪く見えてしまうかもしれません。配置場所や器具選びも考えておきたいですね。

コンパクトな執務空間として「書斎」や「DEN」という呼び方の空間が、新築モデルルームなどでも多く提案されています。個室とした場合、だいたい最低でも3畳程度の広さを確保することが多いようです。しかし「Web会議に対応するため、最低限の広さでよいので個室が欲しい」といったニーズも増えています。ペーパーレス化も進み、パソコン・机・椅子さえあれば良い、となった場合は2畳(約3.3㎡)もしくはそれ以下の広さでも良いのかもしれませんね。

注文住宅など最初から設計する場合は比較的計画しやすいですが、リフォームで今ある間取りの中で検討する場合は、色々と制約が出てしまいます。今までも、個人用の作業スペースを確保するために、クローゼットを改造してワーキングスペースを作りたい、といったご要望をいただくことがありました。

しかしコンパクトな空間にすることで、注意すべき点があります。

狭い空間になると、音が反響しやすくなります。発生した音が床・壁・天井に当たって反射し、空間がコンパクトな分、短い時間で別の床・壁・天井に当たりまた反射する…、という仕組みです。反響しにくくするためには、一部の壁を吸音効果のある素材にすることで解消が期待されます。逆に吸音効果を高めすぎてしまうと、残響時間が短くなり不自然に感じられることもあるので注意しておきましょう。

間取りによっては窓のないワーキングスペースとなるでしょう。その場合、換気や空調への配慮が必要です。換気という面で言えば、充分な換気能力を持った換気扇を設置すれば問題ありません。しかし暑い夏・寒い冬を過ごす空間としては、エアコンを設置したいところですよね。

家電量販店などで見かけるエアコンで最もコンパクトな空間用は6畳用です。この6畳用を6畳未満のコンパクトな空間に設置するとセンサーが誤作動を起こしてしまい上手く機能しないという懸念があります。

現在、大手メーカーからコンパクトな空間に対応できるエアコンが発売されていますので、空間に合ったサイズの機種を選びましょう。なお、マルチエアコン式という他室の機器との兼ね合いが必要であったり、設置スペースは2畳以上など設置条件もあったりしますから事前に確認が必要です。

もし、換気扇やエアコンの設置が難しい場合は、壁の上部を天井まで達さずに30~40㎝開けることで隣室と空調を共有する、という方法もあります。しかしこの場合は音漏れや光漏れも起きてしまいますからメリット・デメリットを理解しておきましょう。

コンパクトな空間にずっといるとどうしても閉塞感を感じてしまいます。なるべくそう感じないようにする工夫をしたいですね。色は目に優しい自然に近い色を用いること、棚や間接照明など横のラインを意識したアクセントを設け、目線を横に広げることなども、閉塞感を軽減させる方法です。

しかし感じ方は人によりさまざまです。普段から閉ざされた空間は苦手だ、という方にはクローズ型はおすすめできないかもしれません。

「A.オープン型」でもお伝えした画面への映り込みや照明についても考慮しておきましょう。

自宅におけるワーキングスペースはこれから先、さまざまなニーズに合わせて、さまざまなスタイルで私たちの生活のスタンダードになっていくかもしれませんね。「今の住まいにワーキングスペースを作るとしたらどんなプランができそう?」「建て替えや住みかえも検討しようかな」など、お考えのことがございましたら是非コンシェルジュにご希望をお聞かせください。新たな日常に合わせた快適な空間づくりのお手伝いをさせていただきます。

2020/06/08

ご相談内容にはどんな変化が?

コロナ禍で、物件選びにも変化が出ているようです。不動産購入のエリア選定についてご夫婦共働きの場合は、それぞれが通勤に便利なエリアではなく「ご主人が当面は在宅勤務だから奥様が会社に通いやすいエリアを優先」に条件が変わったり、「駅近のマンションで考えていたけど、独立性を優先して駅から少し離れた戸建てもいいな」など、生活の変化がご条件にも反映されているようです。

住宅地としても人気の高い東横線・田園都市線ですが、コロナ禍の影響で住まい選びの優先順位が変わったとしても、「今の生活圏を大きく変えたくはない」という方も多く、引き続きこの先もしばらくは人気の路線として安定した不動産取引が行われるのではないかと思っております。

コロナ禍で住まいの検討を先延ばしにしようと思われる方もいらっしゃると思いますが、先述の通り既に復調した傾向も出ています。東急沿線の市場はそこまで大きな影響を受けていないのかもしれません。もちろん、それぞれのお客様のご要望に合わせて、進め方や予算の決め方、物件選びのお手伝いなど、コンシェルジュがサポートいたしますので、住まいの購入や売却などお考えの場合には、お気軽にご相談ください。

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