鷺沼駅の歴史
鷺沼駅は1966年(昭和41年)4月1日に開業し、今年で54年目を迎えます。
駅番号はDT14です。ちなみにDTは田園都市線、渋谷がDT01です。田園都市線宮前区内3駅(宮崎台、宮前平、鷺沼)中唯一の急行、準急停車駅です。
2011年(平成23年)までは改札口は一カ所でしたが、同年3月29日に北口が開設され、より利便性が増しました。
一日の乗降客数は約6万人(2017年度)です。田園都市線は、開業当初は4両編成でしたが、その後乗客増加とともに車両数を増やし、現在は10両編成となっています。
駅周辺が大きく変貌します
2019年2月、川崎市による「鷺沼駅周辺再編整備に伴う公共機能に関する基本方針(案)」がまとまりました。
今後パブリックコメント手続きを経て基本方針の策定を行い、2019年度に都市計画手続き、2020年度に再開発組合設立、2021年度の工事着手を目指し、取り組みが進められています。
計画案では駅前街区(現在のバスロータリー、フレル鷺沼周辺)と北街区(宮前平寄りの道路を挟んだ三菱UFJ銀行、横浜銀行エリア)に分け、居住機能、商業機能、文化・交流機能(市民館・図書館・ホール)、子育て機能、業務機能、交通広場等を具備した複合施設に生まれ変わる予定です。
現在飽和状態の駅前バスターミナルも約2倍の広さに拡充し、交通広場内のバリアフリー化およびユニバーサルデザインタクシー対応の乗り場の整備も検討されています。
また、宮前区役所を現在の宮前平から鷺沼駅前に移転する考えも明らかにされており、鷺沼駅前は宮前区の核となる地域生活拠点となる予定です。
計画では、駅前街区は2025~2026年度、北街区は2028~2030年度の完成を目指しています。
再開発完成後の鷺沼駅前が楽しみです。
※一部の画像撮影 新建築社