シリーズでご紹介している「実例紹介 人生の三大支出と資金計画」、第2回目は共働きでDINKSのBさんご家族をご紹介いたします。
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【まとめ】実例紹介-人生の三大支出と資金計画-
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住まいの購入を考える時、リフォームしたいと思った時、住みかえを考える時など。人生の中で「住まい」の大きな決断をする時に不安に思うことはありませんか?不安の一つが「資金計画」という方も多いと思いのではないでしょうか。
シリーズでご紹介している人気コラム「実例紹介 人生の三大支出と資金計画」をまとめてご紹介します。ここには住まいを考える時、決断する時のヒントがたくさん詰まっているはずです。
Aさんご家族はご夫婦とお子さま2人の4人家族。ふらっと見に行った新築物件が気になっています。案内してくれた不動産会社の担当者が「Aさんならローンの借入れは大丈夫ですよ!」と勧めたそうですが、これから子どもの教育費がかかることを考えると、6,000万円という金額は不安があるといいます。
この物件を購入しても問題はないのでしょうか?(続きは下記リンクよりご覧ください)
Bさんご家族は結婚したばかり、結婚前にご主人が住んでいたアパートに現在一緒に住んでいます。次の賃貸契約の更新のタイミングで、もう少し広いところに引越しするかマンションを購入しようかと考え始めたそうです。
現在ご夫婦共働きで世帯年収は800万円、これから家族が増えた場合の収入や支出が良く分からず、予算設定に悩んでいます。また、結婚式などに貯金を使ったため貯蓄があまりなく、頭金が支払えるのかも心配だといいます。今の住環境は気に入っており、近くで販売中の約6,000万円の新築マンションが気に入りましたが、購入を決める前に無理のない予算設定をしたいとのご相談です。(続きは下記リンクよりご覧ください)
Cさん家族はマイホームを購入するか賃貸のままか迷っているというお悩みです。現在社宅にお住まいで家賃補助があり、実負担は7万円/月。マイホームを購入すると家賃補助がなくなり、例えば6,000万円の物件を購入した場合は住宅ローンの返済額として、確実に今よりも負担額が上がってしまいます。購入した場合の負担額が上がることへの不安があり、家賃補助のある間は賃貸のままとした方が良いのか、それとも早めに購入すべきかと決断のタイミングに迷っています。(続きは下記リンクよりご覧ください)
Dさん家族は中古マンション購入を検討中です。購入したうえでリノベーションし、雑誌に出てくるような素敵な住まいに憧れていらっしゃいます。漠然とした予算感はあるものの、実際に住宅ローンの返済について固定金利と変動金利の違いなどイメージできない部分があり、不安をなくしたいとのご要望です。(続きは下記リンクよりご覧ください)
Eさん家族は転勤が多く、長く社宅住まいをしています。転勤が多いことで今まで購入に踏み切れなかったものの、そろそろ定年後の老後生活も気になりだし始め、このまま賃貸住まいで良いのか、購入した方が良いのか悩まれています。そしてもし購入するなら予算はいくらが適切なのか、資金的な見通しをしっかり立てたいとのご要望です。
(続きは下記リンクよりご覧ください)
Fさんは会社員の女性です。現在住んでいるワンルームが手狭になり、職場にも近く、もう少し広いマンションに引っ越したいとお考えです。広い賃貸物件に引っ越して、このまま家賃を払い続けて良いのだろうか?それとも購入した方が賢明なのか…と考え始め、1LDKなど単身向けのマンションを購入しようか迷っていらっしゃいます。(続きは下記リンクよりご覧ください)
Gさんご家族は、ご夫婦の年齢が50代後半になったことをきっかけに、定年後の生活にまつわる老後資金のこと、セカンドライフを過ごすマイホームのことが気になり始めたそうです。今回は定年後の生活費や老後資金を軸に、これから先の生活を踏まえて住まいをどうするかについても考えていきましょう。(続きは下記リンクよりご覧ください)
住まいと暮らしのコンシェルジュでは、提携するファイナンシャルプランナーと共に資金計画のシミュレーション(ライフ・プランニング)を実施しております。また、資金計画のシミュレーションを元に、建て替えのご相談までトータルで承っております。多くの提携パートナー会社とともに、具体的なプランや金額をご案内いたしますので、快適なセカンドライフに向けてコンシェルジュと一緒に住まいの検討を進めませんか。
2020/06/01
まとめ2020/06/01
夫:30歳、年収450万円。妻:28歳、年収350万円。6,000万円の新築マンション購入を検討
今回ご紹介するBさんご家族は結婚したばかり、結婚前にご主人が住んでいたアパートに現在一緒に住んでいます。次の賃貸契約の更新のタイミングで、もう少し広いところに引越しするかマンションを購入しようかと考え始めたそうです。
現在ご夫婦共働きで世帯年収は800万円、これから家族が増えた場合の収入や支出が良く分からず、予算設定に悩んでいます。また、結婚式などに貯金を使ったため貯蓄があまりなく、頭金が支払えるのかも心配だといいます。今の住環境は気に入っており、近くで販売中の約6,000万円の新築マンションが気に入りましたが、購入を決める前に無理のない予算設定をしたいとのご相談です。
■ご家族構成
夫:30歳(年収450万円)
妻:28歳(年収350万円)
■購入物件のご要望
6,000万円の新築マンション
貯蓄:300万円
家賃:13.0万円/月
生活費:12.0万円/月
お小遣い:夫、妻ともに3万円/月
6,000万円の新築マンション購入でシミュレーション
ご家族構成ですが、1年後と3年後に誕生すると仮定し、お子さま2人の4人家族としてシミュレーションしてみましょう。奥さまの働き方についてですが、育休休暇を取りその後復職して時短勤務、お子さま2人が小学校高学年になったらフルタイムで働く想定にしてみましょう。お子さまは2人とも高校から私立の想定で大学まで進学、教育資金は1人あたり約1,500万円かかりますから2人で3,000万円みておきましょう。
では、今後の資金計画のグラフを見てみましょう。
年度別収支:物件価格6,000万円の場合
金融資産残高:物件価格6,000万円の場合
上のグラフは年度別の収支を表したもので、横軸は年齢を表し縦軸は収支の各金額を表します。また、赤い折れ線が収入、色別の棒グラフが支出になります。色の内訳は大きくオレンジは生活費、その下のベージュ・茶色が税金・社会保険料、青が住宅ローン、緑が教育資金、ピンクが車の買い替えや旅行・リフォーム費用などの支出になります。
下のグラフは金融資産残高を表し、横軸は同じく年齢、縦軸は金融資産残高の合計を表します。つまり、0を下回ると赤字つまり資金ショートを起してしまいます。
現在ご夫婦共働きで世帯年収もしっかりありますが、どうしてもお子さまが誕生のタイミングで収入がダウンしてしまうため金融資産残高がマイナスになってしまいました。
Bさん家族の改善ポイントは?
奥様の年収をある程度見込んで住宅ローンを組む場合、どうしても奥様がフルタイムで働けない期間の返済が苦しくなります。Bさんご家族の場合、購入後すぐにその期間を迎えます。対策としては、事前に貯蓄を増やし住宅購入の頭金を準備しておくことです。Bさん家族の場合その方法も検討できますが、貯蓄を増やすことを優先しすぎてしまうと定年後に住宅ローンの返済が何年も残ってしまう可能性もありますので、購入のタイミングをしっかり見極めたいですね。
Bさん家族の場合は、それよりも予算設定を見直すことで無理のない資金計画になりそうです。例えば1,000万円予算を抑え5,000万円とした場合をみてみましょう。
年度別収支:物件価格5,000万円の場合
金融資産残高:物件価格5,000万円の場合
予算の見直しと共に、毎月の生活費を1万円/月削減しましょう。どうにか赤字にならずに収支が成り立ちそうですね。Bさんご家族の場合はお子さまが誕生し、奥様がフルタイムで働くまでの約10年間がポイントになります。その間はなるべく支出を減らすことを検討しましょう。
住宅ローンの組み方を考えるのもひとつの方法です。最初の10年間の支出を抑えたいので、例えば一般的に金利の高い35年固定金利ではなく、それよりも金利を抑えられる「当初10年固定金利」を選択する、または固定よりも金利の低い「変動金利」を選択し10年後に借り換えや繰り上げ返済をする方法もあります。
シミュレーションを実施し、Bさん家族は将来のライフ・プランが明確になり、気持ちが楽になったといいます。お子さまがある程度成長したら資金に余裕も生まれますので、住みかえやリフォームで家族の成長に合わせて住まいを選んで行きたい!とこれからの将来が楽しみになったそうです。
住まいと暮らしのコンシェルジュでは提携するファイナンシャルプランナーと共に資金計画のシミュレーション(ライフ・プランニング)を実施しております。中立な立場のコンシェルジュと一緒に「無理のない予算」を見つけませんか。初回相談時に資金計画のシミュレーションをご希望の場合は「ライフ・プランニング希望」とお申し付けの上、来店ご希望日の日程候補をいくつかお知らせください。また定期的に「住まいの予算の決め方「個別」住宅資金相談会」を開催しております。こちらからもお申込みいただけます。(リンク先が表示されない場合、次回開催日は未定です。)
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