目黒区のマンション売却相場はどのくらい?高く売るコツも紹介

目黒区のマンション売却相場はどのくらい?高く売るコツも紹介

都心へのアクセスに優れ、おしゃれなレストランやショップが立ち並ぶ目黒区は、「憧れの街」と称されることもあるほど人気のエリアです。

そのため、目黒のマンションは、比較的高い金額で売却されるケースが多くなっています。

この記事では、目黒区でマンションの売却をお考えの方に向けて、目黒区のマンション売却相場、売却の流れや高く売るためのコツを紹介します。

目黒区のマンション売却相場

下記は、国土交通省が運営する「土地総合システム」が公表している、過去1年間(2022年第4四半期〜2023年第3四半期)の目黒区のマンションの取引実績のうち、15件を抜粋したものです。

取引価格間取り面積最寄り駅駅からの距離築年数リフォーム
120,000万円4LDK145㎡自由が丘10分築22年
25,000万円2LDK45㎡自由が丘13分築48年あり
324,000万円2LDK110㎡自由が丘9分築2年あり
46,600万円2LDK65㎡自由が丘13分築48年あり
54,800万円3LDK65㎡自由が丘13分築48年なし
615,000万円2LDK75㎡自由が丘9分築2年なし
718,000万円3LDK100㎡自由が丘11分築9年なし
83,400万円2LDK45㎡自由が丘13分築48年なし
914,000万円2DK65㎡中目黒10分築12年なし
109,200万円1LDK45㎡中目黒12分築2年なし
114,800万円1LDK55㎡中目黒7分築54年なし
126,800万円2DK30㎡中目黒11分築29年なし
138,200万円2LDK50㎡中目黒12分築8年なし
142,700万円1DK30㎡祐天寺3分築40年あり
154,000万円1K25㎡祐天寺7分築5年なし

中古マンションの取引価格は、物件の広さや築年数、リフォームの有無などによって異なるため、売却相場を一概に言うことは難しいです。

目黒区のマンションの取引実績を見ると、1億円を超える価格で売買されている物件もあれば、3,000万円以下の価格で売買されている物件もあります。

目黒区のマンションを売却するときの流れ

続いては、目黒区のマンション売却を検討されている方に向けて、一般的な手続きの流れについて解説します。

マンションの査定依頼をする



売りたいマンションの査定額が分かれば、それをもとに売却価格の予想を立てることができます。

まずは、目黒区のマンション売却に強い不動産仲介会社2~3社に、不動産査定を依頼しましょう。

1社だけではなく、複数の不動産仲介会社に依頼し、査定結果を比較することで、実際に依頼をする不動産仲介会社を選びやすくなるメリットがあります。

ただし、マンション査定額=売却価格ではない点には注意が必要です。

媒介契約をとるために、敢えて高めに査定額を提示する不動産仲介会社もゼロではありません。

高額の査定結果を受け取ったからといって、必ず査定額通りに売れるとは限らない点は理解しておきましょう。

また、依頼する不動産仲介会社を選ぶときは、査定額だけを比較するのではなく、査定の根拠について丁寧な説明があるかなども比較しながら、信頼できる会社を見つけることが大切です。

不動産仲介会社と契約する



信頼できる不動産仲介会社が見つかったら、媒介契約を締結しましょう。

媒介契約には以下の3種類があります。

種類特徴
専属専任媒介契約
  • 1社としか契約できない
  • 自分で買い手を見つけても、直接販売することはできない
  • 積極的な販売活動が期待できる
専任媒介契約
  • 1社としか契約できない
  • 自分で買い手を見つけた場合は、不動産会社を仲介せずに販売が可能
  • 積極的な販売活動が期待できる
一般媒介契約
  • 複数の会社と契約できる
  • 競争意識が働く可能性がある
  • 売れにくい物件の場合、積極的な販売活動をしてもらえない場合もある


それぞれにメリット・デメリットがあるため、どの契約を選ぶかは慎重に検討してください。

マンションの売り出し開始



不動産仲介会社との媒介契約が成立したら、いよいよマンションの売り出しが開始されます。

どんな媒体にどんな広告を掲載するのかは、事前に不動産会社に確認しておくと良いでしょう。

売り出すマンションがすでに空室状態であれば、内覧対応はすべて不動産仲介会社に任せてしまって問題ありません。

一方で、居住中のマンションを売り出す場合は、内覧対策をしておきましょう。

家具や日用品が置かれた状態のマンションを見てもらうことになるため、不用品は処分する、普段使わないものは収納サービスに預けておくなどして、部屋を広く見せる工夫をするのがおすすめです。

売主が内覧対応をする場合もあるので、掃除や換気をして、できるだけ印象を良くすることも大切です。

内覧対応・交渉・売買契約



マンションの購入希望者があらわれたら、次は条件交渉や売買契約の締結に進みます。

マンションの売買契約は、以下の流れで行います。

  1. 契約条件交渉
  2. 重要事項の説明
  3. 契約書の読み合わせ
  4. 売買契約書に署名・捺印
  5. 手付金の受け取り


手付金を受け取った後、万が一売主の都合で契約がキャンセルとなる場合は、違約金が発生する可能性もあるので注意してください。

決済・マンション引き渡し



売買契約の締結後、1〜3ヶ月後にはマンションの引き渡しを行うのが一般的です。

引き渡しについては、以下の流れで進めていきましょう。

  1. 決済・登記手続き
  2. 仲介手数料の支払い(契約時に半金の支払いが必要になるケースもあります)
  3. 鍵・物件の引き渡し


売却代金の受け取りと住宅ローンの完済、抵当権の抹消手続きを同時に行う「同日決済」の場合は、売主と買主、不動産仲介会社だけではなく、金融機関の担当者もそろった状態で引き渡しが行われるケースが多いです。

その後、売却代金から不動産仲介会社に仲介手数料を支払い、買主にマンションの鍵を渡して、物件の引き渡しを行うのが基本的な流れです。

マンション売却の流れを分かりやすく解説!期間の目安とスケジュールについて

目黒区のマンションを高く売るコツ

目黒区は多数の中古マンションが取引されている人気エリアで、取引価格も比較的高い傾向にあります。

しかし、人気の目黒区でも売れにくいマンションは存在するため、必ずしも希望の価格で売却できるとは限りません。

目黒区のマンションをできるだけ高値で売却したいという方は、以下のポイントを押さえておきましょう。

売り出し時期を見極める



マンションの売り出し時期は、慎重に見極める必要があります。

できるだけ高く売りたい場合は、販売中の競合物件が少ない時期や、マンションの需要が高まる時期を狙って売り出すのがおすすめです。

3~6ヶ月程度の期間を見込んでおく



売却活動をスタートしたからといって、すぐにマンションが売れるとは限りません。

マンションの平均売却期間は、3ヶ月です。

時間的な余裕がある場合は、成約までに3〜6ヶ月程度かかることを見込んだうえで、相場よりも少し高めの販売価格で売り出すのも良いでしょう。

目黒区は人気エリアのため、条件によっては相場よりも高く売れる可能性は十分にあります。

信頼できる不動産会社と契約する



目黒区のマンション売却を成功させるには、信頼できる不動産仲介会社を見つけることが何よりも大切です。

しかし、人生で不動産仲介会社と何度も接したことがあるという方はそう多くはないでしょう。

何を基準に見極めるべきか分からない、信頼できる会社なのかどうか判断が難しいという方も珍しくありません。

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目黒区のマンション売却はコンシェルジュに相談しよう

目黒区は、中古マンションの取引件数も多く、人気の高いエリアです。

物件の条件や時期に左右されるものの、高く売るコツを押さえて売り出すことで、希望に合った価格でマンション売却を成功させることもできるでしょう。

住まいと暮らしのコンシェルジュ目黒店」「住まいと暮らしのコンシェルジュ二子玉川ライズ S.C.店(駅直結)」 では、目黒区を中心としたマイホームの購入、売却、リフォーム、注文住宅など、住まいづくりから暮らしのサポートまで、あらゆるご相談を承っています。

信頼できる不動産仲介会社のご紹介はもちろん、内覧時の印象を良くするために役立つ不用品処分やレンタル収納サービス、ハウスクリーニングを行っている会社のご紹介も可能です。

豊富な知識と経験を持ったコンシェルジュが、お客様の疑問やお困りごとのお手伝いをさせていただきます。

目黒店は東急線目黒駅 ・JR線目黒駅のJR・東急地下連絡通路沿いに、二子玉川ライズS.C.店(駅直結)は、東急線二子玉川駅改札正面のライズショッピングセンター、ステーションマーケット内にございます。

ぜひお気軽にお立ち寄りください。