投資用マンション購入とマイホーム購入どちらが先?

投資用マンション購入とマイホーム購入どちらが先?

みなさんは、「投資用不動産」に興味を持たれたことはありますか?

将来の年金収入が心もとない時代ですから、何となく
「年金の足しになりそう…」
「ローン返済が終われば、不労所得が得られる!」、
あるいは「意外と自分でも手が届きそう…」などと感じて、
マイホームを買う「前」に、投資用マンションなどを購入しようとお考えの方、
もしかしたら、いらっしゃるかもしれません。

…でも、ちょっと待ってください!

住宅ローンを組む「前」に、
投資用不動産をローンで購入してしまうと、
いざあなたが住宅ローンを申し込んだ時には、
思うようには借りられなくなっていることがあるのです…。

住宅ローン審査の仕組み

ローンを借りる際、まず金融機関の審査を受けます。
自分が、いくらまで、どんな条件で借りられるかは、この審査によって決まります。

審査の基準は、各金融機関によって異なりますが、
その人の年齢や年収などから、
「トータルで、年間いくらまでローン返済に充てられるか」の
大体の金額上限枠があります。

ここで「トータルで」というのがポイントです!

住宅ローン、車のローン、奨学金借入、カードローン、キャッシング、スマホのローン、
そして投資用不動産のローン…
(アパートローン、事業用ローン等、いろんな呼び方がありますが、
 自分で住まないけれど、買って賃貸しておく物件のためのローンのことです。)

これら全ての借入れを含めた、年間返済額の枠なので、
もし既に、あなたが他のいろんなローンを返済中で、枠を使っている場合、
これから住宅ローンを借りられるのは、
「残り」の枠だけ、という仕組みになります。

例えばAさんは、この投資用ローンが無ければ、住宅ローンを3800万円程借りられたのに、
今から住宅ローンを申し込んでも2000万円弱しか借りられず、
思ったような家が買えない…、そんな状況になるかもしれない、ということです。

投資用物件を買うときに、担当者から
「大丈夫、住宅ローンも組めますよ」と言われることもあるそうですが、
正確に言えば
「投資用ローンを使った後の残り枠だけになるけれど…、住宅ローンが組めますよ」
ということなので、ご検討は慎重に…。

そもそも老後の不安から、このような投資をあわてて始めてしまうよりは、
あなたのためのライフプランニングを、コンシェルジュと一緒にしっかり検証してから、
マイホーム購入や老後プランを考えてみませんか?
事前予約が必要ですので
ご予約・お問い合わせは、各店舗へどうぞ。

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