中古マンションをリノベーションする予算

中古マンションをリノベーションする予算

リノベーションをしてこだわりのマイホームを作るには

中古マンションを購入してこだわりのリフォームをしたい、というご要望が近年増えてきました。TVや雑誌、インターネットでもリノベーション物件が多く紹介され、リノベーションという言葉の認知度も高まってきました。
中古マンションを購入してリノベーションする場合、どんな予算感で考えるべきかご案内します。
目安になる予算は、店舗での経験でいうと「物件価格の1割~2割」をリフォーム金額に充てる方が多くいらっしゃいます。3,000万円の物件の場合は300~600万円、5,000万円の物件の場合は500~1,000万円という目安です。価格が1割の方は、水廻りの交換もしくは内装工事のいずれか、2割の方は水廻りの交換+内装工事というイメージです。フルリノベーションと呼ばれる、マンションを部屋の壁裏、床下、天井裏といったところから全部壊す「スケルトン」という方法や、それに近い工事の場合は1,000万円前後が目安になります。
もし、5,000万円の予算で物件の購入金額+リフォーム代金をお考えであれば、①4,000万円のマンション購入費+フルリノベーション ②4,500万円のマンション購入費+部分リフォーム といった選択肢で検討することがひとつの目安になります。

予算がオーバーしてしまったら?

また、中古マンションを買ってリフォームをしたかったのに、物件価格が予定より高くなりリフォーム費用が圧縮されてしまった、でもリフォームしたい!という場合には壁紙の貼り替えだけでも実施するのがおすすめです。70㎡3LDKで全室の壁紙を貼り替えた場合、おおよそ50万円前後が目安ですから、限られた予算でも雰囲気を一新することができます。その際に、アクセントクロスを用いることもおすすめです。アクセントクロスとは、部屋の一部の面に他面と違う色のクロスや柄物を貼ることです。オリジナリティーが生まれより愛着のあるマイホームになると思いますよ。