これからの季節暖房器具を使うことが多くなると、窓が結露してしまい、朝起きたら窓がびしょびしょになっていることはありませんか?
毎朝の窓ふきも負担ですよね。
窓ガラスを交換するにはコストも掛かりますが、フィルムを使えばコストを抑えて快適に過ごすことも可能になります。
ホームセンターなどでも結露防止用フィルムが販売されていますので、ご自分で貼られた方もいらっしゃると思います。
窓用フィルムにはたくさんの種類がありますので、用途によって使い分けていただけます。
窓用フィルムの効果
窓用フィルムにはどのような効果があるのでしょう。
〇遮熱
外部の熱や冷気の影響を受けにくくするため、冷暖房の効率が良くなり、省エネになります。窓の結露も緩和される効果があります。
〇遮光
紫外線をカットして家具やフローリングの日焼けを防ぎ、夏の強い日差しの侵入もカットしますので冷房の効果も上がります。
〇飛散防止
台風などの災害対策として、ガラスが割れてしまった時にケガをしないように飛散を防止します。
〇防犯
ガラス破りによる空き巣対策のフィルムです。防犯フィルムには『CP』という性能認定基準があります。
『CPマーク』は建物部品関連の防犯の性能を一定基準で試験をしてクリアしたものに対して表示されるマークです。
警察庁HP CPマーク
〇防虫
夜間に虫が明りに集まってくることを防ぐ効果があります。
走光性を持つ虫は、紫外線領域の一部の波長に反応する場合が多いため、部屋の照明器具が発する紫外線に集まってきます。
その紫外線をカットすることによって、虫が集まってくることを防ぐ効果があります。
〇目隠し
外からは目隠しになり、室内の明るさはそのままです。
道路側のリビングでも日中はカーテンを開けて過ごすことが出来ます。
網入りガラス・複層ガラス等の場合は熱割れを起こしにくいフィルムをお選びください。
窓をデコレーションしませんか
最近は種類も増え、ステンドガラス風、和紙風、葦簀風のフィルムなどインテリアを兼ねたフィルムもありますので、窓をデコレーションしてお部屋の模様替えもできます。
ただし、マンションによっては遮熱フィルムなどの施工が禁止されている場合もございますので、管理規約をご確認の上お使いください。
きれいに剥がすこともできますので、賃貸住宅にお住まいの方も安心してお使いに
なることが出来ます。
みなさまも実用性とインテリア性を併せ持ったフィルムを使ってみてはいかがでしょうか。