親が元気なうちに把握しておきたいこと
40歳代・50歳代ともなれば、それぞれの親御さんもそれなりの年齢になり、健康面はじめさまざまな心配ごとが増えてくるのではないでしょうか。
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どうしましょう!?空き家の実家
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「仕事が忙しいし、今すぐどうこうしなきゃならないものでもないしなぁ。」
「一体なにから手を付ければいいの。どうすればいいのかも思い浮かばない。」
億劫が先に立ってしまい、ついついそのままにしていませんか?
住まいと暮らしのコンシェルジュでは「東京都の空き家ワンストップ相談窓口(※)」として、空き家に関するご相談を承っております。
また「将来、空き家になるかも・・・。」といったご相談もお受けしています。
スムーズにお話が進められそうなケースが多々あります。
※平成31年度 東京都空き家利活用等普及啓発・相談事業(本事業の期限は2020年3月までとなります)
以下の3点を把握していただくとよりスムーズにご相談いただけます。
1.権利関係はどうなっていますか?
「空き家」の詳細について把握できていないご相談者が多くいらっしゃいます。
土地建物の謄本や権利書の所在など、一度確認なさってみてください。
また、固定資産税納税通知書や課税証明などの税金関係の書類も役立ちます。
2.これまでの経緯は?
「若い頃だから興味もなかったし、何も知らない。」という方がほとんどです。
親御さんが所有された時の経緯や状況などは知る由もないでしょう。
「確か〇〇だったはず。」といった記憶は、話すほどにあやふやになりがちです。
聞き知った事柄や経緯などがありましたら、メモ書き程度でも構いません。
書き出しておきましょう。
3.相続人(ご相談者)のお気持
ご相談者によって、背景は千差万別。
「こうしたい!」とお気持ちが決まっていらっしゃる方は少数です。
コンシェルジュは第三者の立場で、「どうしたらよいの?」というもやもやしたお気持ちを伺います。
空き家の資料などがなくても大丈夫です。
まずはお話をお伺いして、少しずつでも前に進むお手伝いをさせて頂きます。
お客様のもやもや解消に少しでもお役に立てたら、の思いでお待ちしております。
2020/06/01
方針でお悩みの方2020/06/01
高齢の親と離れて住んでいる子どもからは、今のところは元気で、特別な支援を必要としていないけれども「いつ何があるかわからない・・・いざというときどうしよう・・・」そのような不安の声をよく聞きます。
しかし親が元気でいるうちは「もし介護が必要になったらどうするか・・・」といった話題は、親子間でも急には切り出しにくいものです。
まず大切なのはコミュニケーションの取り方です。頻繁に電話をしたり帰省の回数を増やしたりし(今でしたら、オンライン帰省などの方法もありますね)以前より長い時間を親と接してみることで、自然な会話も増えてくるのではないかと思います。
そこでここでは、帰省時などに確認しておきたいポイントを次の通りまとめてみました。
【生活環境】
1日・1週間の生活パターンや、困っていることなど
【趣味や嗜好】
楽しみや好きな食べ物など
【周囲の環境や地域とのつながり】
友人・知人の方の連絡先など
【健康状態】
かかりつけ医師、既往症、食事のとり方など
【経済状況】
毎月の生活費など
【財産状況】
預貯金残高、株式、保険、年金、借入など
【重要書類の保管場所】
保険証、証券、通帳、印鑑、権利書、遺言書など
【老後の生き方】
要介護となった場合、誰とどのように暮らしたいのかなど
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築30年を迎えたら「リフォームor建て替え」住まいの相談会
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住まいのことで色々と気になることはありませんか?
巨大地震がいつ起きてもおかしくない状態と言われている中、「耐震補強」は万全ですか?
築30年程度経過した木造戸建て住宅は大掛かりな耐震補強が必要になるケースが多いと言われています。
他にも、30年前の構造では断熱が不十分で「ヒートショック」の危険性もあります。
また、「間取りが使いにくい」「水廻りを一新したい」などお考えではありませんか?
住まいと暮らしのコンシェルジュでは、リフォームか建て替えか、方向性に迷ったら両方のケースについて具体的なプランをご提示しますので、納得して検討を進めることができます。
この機会にご希望やお悩みをお聞かせください。
■ ご予約制
■ 無 料
■ 平面図や敷地図など、現状の分かるものをお持ちいただくと、より詳しくお話を伺うことができます。
▽ご相談例を紹介しておりますので、併せてご覧ください。
いろいろ確認して「まだ大丈夫」と思っても、親が突然入院したり介護が必要になったり、ということも十分にあり得ますので、早いうちから確認をしておくことをおすすめします。
元気なときから力になってくれる「地域包括支援センター」をご存知ですか?
「地域包括支援センター」といきなり言われても馴染みのない名前かもしれませんが、介護を考え始めたときに、要介護の申請に足を運ぶ場所として耳にされたことがあるのではないでしょうか。実はそれ以外にも介護が必要になる前から色々な相談にのってくれる場所でもあります。
地域によって呼び方は異なりますが、お住まいの市区町村に設置されています。
地域包括支援センターは、地域の高齢者(65歳以上)の総合相談窓口で、福祉、介護、生活に関することなど幅広い相談に応じています。また、地域の支援体制づくりや介護の予防のために必要な援助などを行い、高齢者がいつまでも住みなれた地域で安心して暮らしていけるよう多面的な支援を行います。
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50代からの豊かな暮らしを実現「これからの住まいを考える」リフォーム相談会
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50代を迎えると、定年後の生活を考え始める頃ではないでしょうか。
また子どもが独立する時期も迎え、子ども部屋がそのまま物置部屋に…という方も多くいらっしゃいます。
生活の変化が訪れる時期、これからの生活を豊かに過ごすためのリフォームを考えてみませんか?
「子どもも独立し、夫婦二人で過ごすのに適した間取りとは?」
「これからは家で過ごすことも多くなるので、キッチン・お風呂を最新の設備に交換したい」
「物が溢れているので、この機会に収納を見直したい」
「築30年が過ぎ、耐震が気になる…」
こんなお考え、何となく考えて漠然としていること、ありませんか?
建築士や宅建士の資格を持ったコンシェルジュにお聞かせください。
経験豊富なコンシェルジュがご相談を承ります。
また200社以上(2021年8月現在)の提携パートナー会社の中から、ご要望に応じてリフォーム会社などご紹介いたします。
みなさまのご相談をお待ちしております。
■ ご予約制
■ 無 料
まずは親が住む場所の地域包括支援センターに、親子で足を運んで相談してみるのはいかがでしょうか。漠然とした心配事から相談にのっていただけます。
また、時間があれば、介護予防のために利用できる地域の各種サービスや介護保険のしくみなどの情報収集も事前に行っておくとよいでしょう。「いざ」というときに安心です。
東急株式会社 住まいと暮らしのコンシェルジュでは、自分や親のこれからを考えるための「終活セミナー」を開催中です。ご好評につき、1月30日(土)に追加セミナーも開催いたしますので、どうぞお役立てください。
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2020年10月よりシリーズで開催しておりました「終活セミナー」、今回は第15回目、最終回の様子をレポートいたします。
前半は、看護師・ケアマネジャーでありシニアライフに関するコンサルティングや講演、執筆活動をしているケアコンサルタント 川上由里子さんによる、知っているようで知らない認知症についての講演です。
介護が必要になる原因は認知症が18.7%(厚生労働省「国民生活基礎調査」(平成28年)と一番多くなっています。現在、65歳以上の高齢者の5人に1人(520万人)、MCI(軽度認知症障害)も入れると3人に1人(900万人)が認知症になっているのです。
認知症を引き起こす要因は脳の病変によるものと病変以外のものがあり、認知症を一括りにせず、それぞれの要因に合ったケアや予防をすること、住み慣れた地域で、その人らしく暮らしを続けることが大切だということがわかりました。
次に、運動・食事・頭を使う・住まい・五感に気を付けながら、暮らしの習慣を見直すポイントについてお話しがありました。
・運動 有酸素運動(散歩)をし、脳の前頭前野や海馬への血流を増やすことによって、
アルツハイマー型認知症に関係している脳内のアミロイド斑の量を少なくする。
・食事 野菜・果物・魚・大豆・玄米・赤ワインなど、「どれかひとつ」ではなく、多くの食材を
バランスよく食べる。
・頭を使う 記憶する・2つ以上のことを同時に行う・新しい計画をたてるなど頭を使う。
・住まい 住環境を見直し、改修し快適に住む。水廻りの安全性を見直し、生活空間を
コンパクトにする。
・五感 脳活性化リハビリに有効な心・香り・タッチングを意識し五感を刺激する。
認知症に確実な予防はありませんが、今から意識しできることは多いと感じました。老いは誰にも共通にやってきます。支えあう社会を目指し、自分自身を大切にできたら良いですね。
後半は、高齢者の介護予防事業・セミナー・運動指導に携わり、100年健康アドバイザー協会理事でもある東急スポーツオアシス ラクティブマスタートレーナー 桑田勇人さんによる、
筋力アップのための実践的なトレーニング方法について講演いただきます。
現在、平均寿命は延び続けていますが、健康寿命とのギャップが埋められていません。
※「健康寿命」とは、自立して生活が出来る年数のこと
健康寿命を延ばすための、健康な状態を維持する生活のポイントを解説いただきました。
高齢になると、体力・筋力・判断力など低下し、買い物に出るのもおっくうになる、人と接する機会が減る、食生活のバランスが低下するなどでさらに体力・筋力・判断力が低下するという悪循環が起こります。
大腿四頭筋(太もも前面)、腹直筋(おなか)は40歳を境に急激に減少し、ひざの痛みが出たり階段の昇降がきつくなるそうです。筋力が衰えると体温や免疫力の低下を招く可能性があることもわかりました。何もしなければ、要介護リスクが上がってしまいます。
ウォーキングは気軽にでき、心肺機能の向上などに有効な運動ですが、筋力アップには筋力トレーニングの必要があることがわかりました。会場の皆さんに参加頂き、スクワットを実践していただきました。
簡単な動きで習慣づけやすいのではないでしょうか。健康寿命を延ばし、これからも元気で過ごしていきたいですね。
10月より長期にわたり開催いたしました終活セミナー、いかがでしたでしょうか。
私たちはこれからも、皆さまが人生の後半戦を生き生きと安心して暮らすためのサポートを続けてまいります。
「これから」を、「終活」を通して考えてみませんか?
時代とともに様変わりする家族のかたち。
自由に、自分らしく、こころ豊かな人生の後半戦を生きるには?
気軽に、楽しく、出来るところから早めに準備しましょう!
「終活」をテーマにした、バリエーション豊かなシリーズセミナーを開催します。
終活サービスについて、セミナーの一覧については下記ページをご覧ください。
|開催日時|
2021年1月30日(土)
14:00~15:10 ① ~習慣から考える~認知症予防に役立つ暮らしのヒント
(セミナーNo.29/テーマ「C老後・介護」)
15:20~16:30 ② ~元気な今だからこそ始める~健康寿命を延ばす筋肉の必要性
(セミナーNo.30/テーマ「C老後・介護」)
※全セミナーのご案内、テーマ分類については上記リンクの「終活」特設ページをご覧ください
|開催形式|
会場・Webライブ配信(ご予約時にご都合のよろしい方をお選びください)
※会場にてご参加の場合、応募者多数の場合は抽選とさせて頂き、その結果ご参加いただけない場合のみ、開催日の1週間前までにご連絡させて頂きます。
お問合せはこちら(鷺沼駅前店/TEL:0120-273-109)で承ります。
|ご予約|下記フォームまたはお電話(鷺沼駅前店/TEL:0120-273-109)・店頭にて承ります
|費 用|無料
【本セミナーのお申込みは終了いたしました】
人生を生きる時間が長くなりました。誰もが健康で明るい人生を願っていますが、65歳以上の高齢者3人に1人が認知症とその予備軍といわれています。認知症はある日突然になるのではなく、時間をかけてひっそりと進行する病気。大切なのは日々の習慣を整えることです。運動、食事、五感の刺激など、認知症予防に役立つ暮らしのヒントを、アルツハイマー型認知症を発症した家族の看取りで得た学びや思いを活かしながら。皆様にお伝えします。
・「認知症の人」を正しく理解することから。 症状、経過、治療、など
・認知症を予防する日々の習慣
運動、食事、住まい、知的トレーニング、五感の刺激
・穏やかな認知症とは 認知症の家族を看取った体験から
平均寿命は年々上がっていますが、自立して生活出来る『健康寿命』とのギ
ャップがまだまだ埋まっていません。健康維持の為には運動が大切とは判
っていても、中々取り組めない方も多いと思います。何をどのように行うと
効果的なのか、一緒に学びましょう。
・平均寿命と健康寿命って何?
・筋肉って意外に早くから衰える
・筋肉が衰える事の弊害
・ウォーキングと筋トレの違い
・マシンを使わなくても筋トレは出来る
【会場でご参加いただく場合のご注意事項】
・開場はセミナー開始15分前になります。
・ご来場の際は公共交通機関をご利用ください。なお、駐車券の発行はいたしかねます。
・新型コロナウイルス感染拡大の状況により、会場での開催を中止とさせていただく場合がございます。
・新型コロナウイルス感染防止のため、人数を制限し開催いたします。ご来場の際はマスク着用のほか、感染防止に関してのご協力をお願いいたします。
【Web配信でご参加いただく場合のご注意事項】
・パソコン・タブレット・スマートフォンのいずれかが必要になります。
・配信はZoomで行います。URLは開催日が近くなりましたらメールでご案内いたします。
・ご利用端末の画面サイズによって、セミナーで配信する資料の文字が見づらい場合がございます。
・参加する方のお顔は映りません。
・ご契約の形態により通信料がかかる場合があります。
【お客様へのお願い】
・セミナー内容の録音や録画はご遠慮ください。
・同業者様のご参加はご遠慮願います。
・配布資料(テキスト及びそれに関連する資料)は東急株式会社および講師に著作権があります。コピー・二次的配布などはご遠慮願います。
【お問合せ・お申込み後の変更・キャンセル】
下記フォームから、または下記窓口にて承ります。
【お問合せ窓口】
東急株式会社 住まいと暮らしのコンシェルジュ 鷺沼駅前店
TEL/0120-273-109(営業時間/10:00~19:00)