知識が乏しい現実
私たちは具合が悪くなると、自分の身体についての知識が乏しいことに愕然とします。自分の身体で年齢相応の時間を生きているのに、具合が悪くなって初めて自分の身体について深く意識します。
住宅も似ていると思います。多くの人が生まれてからずっと住宅で暮らしているのに、住宅についての知識がとても少ないのです。材料や構造についても、工事費用についても、重要な法律や権利についても知らないことが多いと思います。
病院に例えると
私たちは体調に異変を感じた時、病院の何科に行けばよいかを自分で判断して受診先を選択します。歯や口腔の異常は歯医者、捻挫や腰痛は整形外科、花粉症を疑う場合は耳鼻咽喉科など、自分で決めます。
しかし、相談先がそこで良いのかは、医師と話をしてみないとわかりません。ここへ行けば治療してもらえると期待して行った診療所で、医師から「検査をしても異常はありません、原因がわかりません」と言われることがあります。その結果、辛い症状をかかえたまま、さて何科にかかれば良いのかと悩んだ経験がある方もいらっしゃることでしょう。
医師から「うちではわからないけれど、〇〇科に行ってみたら何かわかるかもしれない」とアドバイスをもらえればラッキーです。そうでない場合は、どこに行けば良いのか知人に聞いたりインターネットで調べたりして情報を集め、素人判断で別の病院を探すことになります。
自分の説明が医師に上手く伝わらなかったのか、検査結果と診断は信頼して良いのか、何科が適切なのか等、具合が悪いうえに疑問や不安を抱えた状態での手探りの病院探しは本当に辛いものです。
どうしたらよいかの不安も相談できます
住宅に置き換えて考えてみましょう。建替えと決まっていれば住宅会社に、リフォームする対象と予算が決まっていればリフォーム会社に相談すれば良いのです。しかし、まだどうするべきか決められず、不安な気持ちで困っている人は、どこにどのように相談すれば良いのでしょう。相談できる窓口として、医療の「かかりつけ医」のような制度が住宅にはありません。
そのような時、コンシェルジュがあることを思い出してください。お客様のお気持ちと状況をうかがい、これから考えるべきことや課題をスタッフがご一緒に考えて整理します。もちろん、住宅会社やリフォーム会社のご紹介も可能です。
「こんな話でも良いですか?」がスタートです。まずはお話にいらしてください。ご予約をお待ちしております。
築30年のわが家 リフォームか建て替えか、これからどうする?