それぞれの快適な空間
住まいについてのご相談を承っていますと、それぞれのライフスタイルや好み、家族構成などによって、住宅に求めるものが様々です。
それは、考え方も感じ方もそれぞれ違い、そのご家族やご自身にとって、暮らしやすく安全にそして美しく生活できる住まいのかたちも様々だからではないでしょうか。
時代、というと少し大げさですが、時がたつと考え方や暮らし方も変わってきます。
昔の日本家屋は、四季の移り変わりを生活の中に取り入れて、自然と溶け合った生活ができるように考えられていました。
自然との触れ合いを大切にして、建築素材を生かし、高温多湿な日本の気候風土に適した伝統的な造りになっていました。そして、部屋を形づくる材料が、木や土や紙という素朴で落ち着いた色合いの静かな雰囲気のもので、人の心を和ませる精神的な空間としても受け入れられてきたようです。
現在は、伝統的な和風建築の流れも汲みながら、洋風化が進んだ生活に合い、機能性に優れた、様々な様式の住宅が造られています。
以前とは生活スタイルや核家族化などの家族構成も大きく変わり、住まいに求める快適さも変わってきました。
機能的でありながら、美しく暮らしたい、その希望を叶えるためには何が必要で、どのように考えていけばよいのでしょうか。
心地よい住まいにするには?
今の住まいで困っていること、不満に思っていること、改善したいこと、今のまま変えたくないことを、ご自身であるいはご家族で書き出してみたり話し合ってみてはいかがでしょうか。
実際に文字にしてみたり、口に出してみることで、なんとなく頭の中でモヤモヤしていたことが、はっきり形になって見えてくることも多いです。
次にその項目をもとに、よりよく解決していくための方法を考えていくことが必要になります。
例えば、リフォームなのか、建て替えなのか、住み替えなのか、住み替え先はマンション?戸建て?などなど。
もしかしたら、このような大掛かりなことではなく、部屋を片付けて収納を工夫し、不用品処分をしてすっきりしたところに、花や観葉植物を置くだけで解決するのかもしれません。
飾るだけで空間を明るくしてくれる花には、自然と心を穏やかにしてくれる効果もあると言われています。
住まいと暮らしのコンシェルジュでは、住まいに関する希望条件などをお聞かせいただき、整理し、様々な解決方法のご提案や、資金計画のご相談を承っています。「何からはじめてよいのかわからない」かたも是非一度ご来店ください。