インターネットの技術が進歩するとともに、IoTという言葉をよく耳にするようになりました。
Internet of things モノのインターネットということですが、簡単にいうと、モノ(こと)とインターネットが繋がること、それによりデータの収集、作業やコントロールができるようになるということです。
このIoTの技術を活用した家、スマートハウス、スマートホームをご存じでしょうか?
具体的には、
■太陽光があたる屋根で電気を「つくる」、そして家庭用蓄電池に「ためる」
■電気使用量をモニターに表示して「見える化」する
■ホームエネルギーマネージメントシステム(HEMS)が我が家の電気の使い方を予測し、時には電気機器を「自動制御して節電」してくれる
このような仕組みの家のことです。
蓄積された電気は、電気自動車や災害の時などにも使用することができ、
省エネルギーだけでなく、緊急時対応という点からも役に立つと考えられています。
またスマートフォンやタブレット端末と連携させることにより
■換気のために窓を開けて外出した後、突然雨が降り始めたので、外出先から端末を操作して窓を閉める
■外出先から家の施錠、開錠や、その確認ができる
■帰宅する前に、部屋の空調機器をオンにして温度を適温に調整し、照明を点けておく
■起床時間になると、窓のカーテンが自動で開き、朝日で自然に目覚めることができるようになる
等々、日々の暮らしをより便利にすることができます。とてもかしこい家ですね。
以前流行した歌にこのような歌詞がありました。
「もしも私が家を建てたなら小さな家を建てたでしょう。大きな窓と小さなドアーと部屋には古い暖炉が……」
家を建てるということは、色々な制約や条件がある中で、住む人の好みや理想を形にしていくことだと思います。
例えば木造住宅にするか鉄骨造か、リビングやベッドルームをどの位置にするかという間取りの検討からスタートし、窓やドアの配置、大きさなどを設計士の方たちとともに考え図面にしていきます。
壁や床、屋根などの部材、キッチンやバス、トイレなどの住宅設備をカタログ写真で見たり、ショールームで実際に試してみたりすることも大切ですね。
庭の植栽の種類や、テラス、門、駐車場の位置などの外構部分も、家にはとても重要な要素です。
そしてこれからは、IoTを取り入れた設備の検討も、家づくりの一つのステップになるかもしれません。
充分な時間をかけて考え、少しずつ出来上がっていくわが家を見ていくことは、とても楽しくワクワクする作業ですね。
それでは未来の家は?
地球温暖化や少子高齢化など、環境や社会情勢の変化に伴い、IoT技術の必要性がますます大きくなっていきそうです。
国や地域、製造やサービス、医療、農業などの業態の枠を超えて、技術が規格・標準化され進歩すれば、家だけではなく町全体、周りのモノ(コト)のほとんどがインターネットに繋がる時代が、やがて来るのかもしれません。
そうなれば「家」は、建てるというよりも人工知能を持った大きな製品を購入し、少しカスタマイズ(好みに変える)するという考えに近くなっていくのかもしれませんね。
人が自らインターネットにアクセスしなくても、例えば家が災害発生などの危険を知らせてくれたり、家族の好みや動作、体調などの情報を集めて分析し、暮らしのアドバイスや援護までしてくれたりするのです。
製品としての家は、購入者の思いが詰まった注文住宅、オリジナルという概念に、また新たな要素が加わったものになっていくのかもしれません。
そのような未来の家はまだ先の話としても、現在ハウスメーカーや電機メーカーなどが、様々な分野でIoTの技術を活用したいろいろな住宅や設備を提案しています。
次の10年、20年を見据えて、最新のIoT技術を取り入れた住まいをコンシェルジュと一緒に考えてみませんか。
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