建売住宅の良さ
コンシェルジュで一戸建てのお住まい探しを始められる方から、「建売ってどうなの?」というご質問を時折頂きます。
そこで今回は、建売分譲の戸建についてお話してみたいと思います。
お店でいろいろなご相談を伺っていますと、お客様によって、建売分譲が向いている方、
注文住宅が向いている方、それぞれいらっしゃるように思います。
例えば、お住まい探しの最初の時点で、「新築戸建に住みたいけれど、注文住宅のように時間や手間をかけて、
間取りや設備を細かく決め、ゼロから家を作っていくのは、自分たちにはちょっと大変そう…」とお感じの方は、
まず建売から探されるとよいでしょう。
建売分譲の場合、既に出来上がった家を見て選べることも多いので、現物を確認できるという安心感もあります。
最近の建売には、よく考えられた間取りのものもありますし、いろいろな物件を見たうえで、
それでもやはり「どうしても建てるときにこだわりたいポイントがある…」となったら、
その時点で注文住宅にチャレンジしていく…
場合により、そんな流れでもよいのではないでしょうか。
こんなことも…
それから、建売の間取りについて、ちょっと面白い出来事がありました。
私が前職で150戸ほどの大きな分譲地の販売を担当していた時、10戸くらいずつ家を建てて、少しずつ販売を進めていました。
ある時、とても人気が集中した間取りがあり、その時は何倍もの抽選になり、落選者がたくさん出てしまったのです。
そこで「そんなに人気がある間取りなら、後の販売物件も同じプランで建てよう。」と、
いざ建てて販売に出してみたのですが、今度は何故かあまり人気が出ず、
購入者が決まるのに少々時間がかかってしまったのでした。
同じ場所で、価格帯も同じ、販売時期も数か月しか違いませんし、誰にも原因が分かりませんでした。
こんなこともあるのですね。お住まい探しは、本当にご縁とタイミングなのだと、しみじみ感じた出来事でした。
家は大きな買い物で、そうそう人生で何度も経験することではありません。
「そろそろかな…」「どうしようかな…」と考え始めた時、よかったら是非コンシェルジュへ。
いろいろお話してみませんか。