ペットの存在は、家族の一員として心を和ませてくれると共に、私たちに元気を与えてくれます。ペットによって生活が激変した方もいるのではないでしょうか。ちなみに私もその一人です。
勿論、生き物を飼うという大変さもありますが、それ以上の楽しさや喜びなどを感じられる存在のペットとは何なのか、私の視点でご紹介します。
ペットを飼うことのメリット
■ペットがそばにいるだけで癒しを得られ、孤独感が軽減されます。
■ペットのお世話をすることで責任感が生まれ、日々の生活の張り合いになります。
■ペットがいることで、夫婦の会話が多くなり、喧嘩が少なくなります。
■こどものペットを思いやる心から、情操面や命の大切さを学べます
■ペットを介して人とのコミュニケーションも増えます。
■散歩などをすることで、飼い主の健康管理に役立ちます。
■ペットの食事やトイレの時間などに合わせ、飼い主が規則正しい生活になります。
■ペットを飼うと、飼い主の通院回数・薬の使用頻度、高血圧、高コレステロール値、睡眠障害が少なくなると言われています。
■ホスピスや高齢者のケアホームなど、多くの施設でアニマルセラピーの効果が報告されており、認知症の予防になると言われています。
このようにいろいろな効果がもたらされています。
ペットを飼うことのデメリット
■お金がかかります。毎日の食費、病気やケガ、予防接種などの医療費は高額です。
■気軽に旅行に行き難くなります。
■部屋が汚れやすくなります。
■ペットを看取るまでが責任です。ペットロスに対応しなければなりません。
一方で、このようなデメリットもありますので、飼い始める前にはその大変さについても良く考えておきましょう。
代表的なペットである、犬と猫の飼育頭数推移を見てみましょう。
(出典:一般社団法人ペットフード協会)
2019年10月現在、全国の犬の飼育頭数は約879.7万頭、猫の飼育頭数は約977.8万頭、犬猫合計1857.5万頭です。
犬の飼育頭数の減少が続く一方、猫には緩やかに増加傾向がみられます。
また、ペットの数(犬、猫)がこどもの数の1512万人(総務省2020年4月1日現在)を上回っています。
ペットブームと呼ばれる今、要因の一つに少子化があると言われています。
こどもの代わりにペットをかわいがる、一人っ子ではかわいそうなので兄弟としてペットを受け入れるというように、ペットが家族化していると考えられます。
ペットと一緒に暮らすための準備
犬の平均寿命はおよそ14年、猫の平均寿命はおよそ15年で年々延びています。中には20年以上も生きるペットもいるのです。飼育をはじめるには、この長い年月を一緒に暮らしていくだけの、しっかりした『心の準備』が必要です。ペットとの暮らしには、相応の費用もかかります。ただ可愛いからといって安易に飼い始めることはやめましょう。
そして、ペットが快適に過ごせるような家も準備したいですね。
肉球が滑らないフローリングに張り替えることや間取り・動線の工夫、ペットの通れるドア、トイレの設置場所など、ちょっとしたことに気を付けるだけで、ペットも飼い主もとても快適に過ごせるようになります。
住まいの買い替え、建築、リフォーム、ペットのために何から始めたらいいのかなと思ったら、まずはコンシェルジュにご相談ください。
ペットと楽しく素敵に生活にするためのお手伝いをいたします。