ご相談内容
ご所有中の分譲マンションの一室を賃貸に出されているお客様のご相談内容をご紹介します。入居者の退去日が決まり、次の入居者募集と併せて管理会社変更の相談をしたいとのお話です。
今回これまでお付き合いのある管理会社から変更したいと思われた理由をお尋ねしましたが、当初は明確なお答えをいただくことはできませんでした。次の入居者募集に関して、何か特別な条件を付けるでもなく、ご所有物件に告知事項(その物件の借り手に伝えるべき心理的な瑕疵)も無かったため、今、依頼されている管理会社に何かしらご不満をお持ちであると推測されました。
提携パートナー会社をご紹介
ご要望を元に当サービス提携パートナー会社から、管理会社2社、賃貸仲介会社1社をご紹介しました。各社の担当者との面談を兼ねた現地確認を行い、それから賃料査定報告と管理サービス内容について、ご説明をいたしました。面談にはコンシェルジュも同席いたしましたので、依頼先の選定については、査定価格や管理サービスの比較検討はもちろん、担当者の人柄なども踏まえコンシェルジュが適宜アドバイス差し上げ、お客様と一緒にご相談の上、会社の決定に至りました。
その後、入居者募集に対する反響も良く、入居前リフォーム工事も順調に進み、想定家賃で入居者がスムーズに決まりました。
ご契約後の新たなご相談
前出の賃貸物件のご契約が無事締結されたのと同時位に、お客様から「実は他にも空室になる賃貸物件があるので、引き続き担当してくれないか」と、改めてご相談をいただきました。
物件の詳しい状況をお伺いしたところ、この物件については、売却と賃貸のどちらが適しているのか分からず、まずは方向性を迷っていらっしゃるという事が判明しました。そこで、当サービス提携パートナー会社から、売却に関しては不動産仲介会社3社、そして賃貸・管理は前回と同じ管理会社2社と賃貸仲介会社1社をご紹介したのです。
売却査定の価格をみながら、諸費用・税金などを比較検討した結果、当該不動産は賃貸を継続するのが良いのでは、というご提案に至りました。
賃貸を継続することになり、この物件につきましても
入居者募集、入居前リフォーム工事が順調に進み、こちらも無事に入居者様が決まったのでした。
なぜ、管理会社を変更したかったのか
ご相談者様が当初お話にならなかった「管理会社を変更したい」と思われたきっかけを、再度お伺いしたところ、今後もお世話になるつもりだからと、その時のお話を教えていただきました。
一部抜粋しますと
①入居者が勝手に設備を変更していたが、なかったような対応をされた。
②退去時の立会いをしているがどうか分からない(撤去されていない残置物)
③問い合わせをしても納得できる説明が無い。など、これまでにいくつか気になるところがあったのだそうです。
続けて、今回管理会社を変更されての感想をお伺いしたところ【手間が省け、心配事が少なくなった】と嬉しいお言葉を頂いております。
担当したコンシェルジュの感想
所有不動産をご自身で管理を行わず管理会社にお願いする場合は、管理会社の選定次第では所有者様の手間が増え煩雑になったり、あるいはそうでなかったりと、所有者側の負担は大きく変わってくるものです。管理について、安心してご満足いただくためには十分に会社を比較することが必要だと思われます。
転勤のため、赴任地から戻るまでの間、ご自宅を賃貸にされるお客様。あるいは相続されたマンション等を賃貸に出されるお客様もいらっしゃいます。所有物件を賃貸に出される際には、管理について、ぜひ複数社を比較検討されることをお勧めいたします。
また、賃貸中のアパート一棟等の管理会社変更も、管理契約の内容次第では可能です。
当サービスでは、提携パートナー会社への連絡、日程調整なども行っております。ご自身で全て手配されるよりも、スムーズにストレス少なく比較検討を進めることが出来ると思いますので、是非ご利用ください。