時短可能な時代へ
通信販売で、何でも手に入る時代になりました。電話1本、あるいはインターネットなどから様々な商品を簡単に注文出来るようになり、生鮮食品でさえ注文当日に配送してくれ、私たちの暮らしはとても便利になりました。
私もお店に行く時間が無い時や、重たい買い物などにはネットショッピングを活用していますが、仕事をしていると受け取るタイミングが合わないことが多いですよね。夜間の遅い時間帯に配達指定をしておいたのに、残業など急な用事が入ってしまい、受け取りが上手くいかないことはありませんか?宅配業者に再配達して頂くのも心苦しいですし…。そんな時に宅配ボックスがあると便利ですよね。
配達業者の再配達による負担を減らそうという動きがあることを、テレビ報道などでご存知の方も多いと思います。国土交通省の2019年4月のデータでは、宅配便の再配達率は約16%でした。宅配便の取扱個数は年々増加しており、そうした中で、再配達の作業はCO2排出量の増加や宅配事業者のドライバー不足を深刻化させるなどの社会問題の一因となっています。
【外部リンク】国土交通省|宅配便再配達率は16.0%~平成31年4月の調査結果を公表~
解決策に一役買っています
この再配達を減らすことで、運搬者の労働負担の緩和や働き方改革の実現、CO2排出量の削減など、いろいろな事柄の改善に紐づいていきます。
国や自治体などが、配送業者とともに再配達削減に向け、いろいろな取り組みを進めており、その1つとして注目をされているのが「宅配ボックス」です。先般実施された次世代住宅ポイントでも、宅配ボックスの設置は対象となっており、設置促進の動きが始まっています。
マンションでは新築時にあらかじめ設置されている物件もありますが、私の住むマンションでは更に、宅配ボックスを利用しクリーニングの受け渡しが可能な仕組みがあり、手間が省けてとても便利です。こうした宅配ボックスの設置がない場合でも、管理組合へ議題に上げることで、後付けで設置をされた例も多くあるようです。
また、賃貸物件では、宅配ボックスが設置されている物件が入居検討者に好まれる傾向にあり、賃貸オーナー様の空室対策にもお勧めです。
そして戸建てにお住まいの方向けの宅配ボックスがあるのはご存知でしょうか。最近では、箱売りのミネラルウォーターがスッポリ収まる大きなサイズや、門柱や郵便受けなどと一体になっているおしゃれな商品などもあり、多種多様になりました。
受け取る側にとっても、早くスムーズに商品が届くのは嬉しいものです。
宅配ボックスを設置して、更に便利な暮らしを手に入れてはいかがでしょうか。