屋内墓苑に行ってみました。
最近、電車内で「屋内墓苑」や「屋内納骨堂」の広告を目にする機会が増えました。
提携パートナーさんにお願いして、2か所を見学させていただきました。
いずれの屋内墓苑も都内の駅に近い便利な場所にあります。お天気に関係なく、お花やお線香の準備も必要なく、気軽にいつでもお参りできるスタイルは、従来の「お墓参り」とは全く違う新しいスタイルです。
カードをかざすと、隠された納骨棚から遺骨を収納したお厨子が目の前に運ばれてきます。お香の向こう側にあるハイテクなシステムに感動します。
「お墓参り」というと、お供えのお花を用意して、お墓のお掃除をして、お供えをして、手桶からひしゃくでお水をかけて・・・と大切にしてきた手順がありますね。滞在時間は短くても往復に時間がかかるので、つい億劫で足が向かなくなってしまい、ご先祖様にごめんなさいをつぶやいた経験をお持ちの方もいらっしゃることでしょう。墓地が遠方にあるとなおさらです。
大切なひとを偲ぶ大切な時間
先祖を供養する気持ちと時間の余裕が、昔は当たり前に暮らしの中にありましたが、現代はどうでしょうか。IT化や共働き増加等の社会の変化にともない、とにかく誰もが忙しくなっています。面倒なことを、テクノロジーを利用して合理的に便利にすることが、かえって忙しさに拍車をかけているようにも感じます。
でも、人の気持ちの在りようまで合理化してスピードアップすることはできません。
大切な人を偲び、ご先祖様を供養する時間は、合理化とは無縁の、誰にも邪魔されたくない自分だけの時間のはずです。それは「面倒なこと」ではなく「大切にしたい時間」ですね。
お墓参りのスタイルは変わっても、その大切な時間をもつことを、便利で手軽に実現したのが屋内墓苑です。
利便性の良い場所にあるので、気軽に行きやすいです。また、少人数で法事ができるお部屋があるので親族も集まりやすいです。
「お墓、どうしよう」と不安な方には、選択肢の一つになると思います。