南町田グランベリーパーク駅北側を散策しました
先日、TV番組で『南町田グランベリーパーク駅周辺』の特集をしており、生まれ変わった街を訪ねてみました。南町田グランベリーパーク駅は、植栽に彩られたり、水の装飾があったりと、公園のような印象をうけました。
駅から北に少し歩きますが、人気の老舗手打ちそば屋さんをたずねました。古民家さながらの老舗の風格を感じさせるたたずまいが魅力です。石臼挽きで手打ち十割そばをいただきました。鼻に抜ける風味豊かなそば粉の香りを楽しみました。熱燗をいただきましたが、色々な素材や柄のお猪口がたくさん入っているかごが届き、好きな酒器を選べる所も粋なおもてなしです。
さらに10分ほど歩き老舗の甘納豆屋さんをたずねました。町田市の名産品に名を連ねている上質の甘納豆を沢山購入しました。
その日は駅から歩いて10分ちょっとの距離にある温泉に一泊しました。
日帰りも可能な温泉で、湯河原から運んだお湯をふんだんに使い、足風呂、水素風呂や露天風呂、サウナもあります。タオルなども用意されているので手ぶらで行けて便利です。
公園と商業施設が一体的に活用される街
南町田グランベリーパークは、駅、商業施設、鶴間公園、すべてバリアフリーで散策ができます。例えば、施設内マーケットのデパ地下のようなところで食べたいものを選び、フードコートで食べてもよし、近くを流れる境川沿いで食べるもよしです。
今回は、売り上げがギネスに認定されたパン屋さんのカレーパンに舌鼓を打ち、ショッピングで歩き疲れた後は猫カフェで癒されました。
隣接している鶴間公園では、芝生の広場でゆったりと自然を楽しみました。春は桜、夏は新緑、秋は紅葉と四季折々季節を愛でることが出来ます。駅からのアクセスもよく、お買い物、食事、遊び、映画と1日中楽しめる街でした。
もう一つの役割
このように魅力的な街ですが、まちの防災の拠点としての役割があります。
南町田グランベリーパークは地域の防災拠点としての機能の充実を図り、地震や大雨などの災害などに備えています。避難広場である鶴間公園は避難できるエリアが拡張され、災害対応トイレの設置や調整池の機能強化などが図られています。商業施設では災害対応の備蓄品等を完備し、帰宅困難者の受け入れ場所として開放するそうです。こうして、普段は楽しく利用できる場所が、いざという時には防災拠点として街の中心となるように、町田市・東京急行電鉄㈱(現:東急株式会社)・㈱東急レクリエーションの3者が土地区画整理事業により都市基盤の整備を行いました。
今後も公共施設の配置替えにより、公園と商業施設を空間的につなげることで、自然とにぎわいが融合した拠点まちづくりの土台を形成していくそうです。
渋谷駅から田園都市線、急行で39分。何かと忙しい日々ですが、手軽に旅行気分が味わえて、心の充電が出来る贅沢な時間を。南町田グランベリーパークへ出かけてみませんか。
※画像はイメージです。